泡沫投資家ノディの米国株入門

インフレに勝ちたい

一体誰があなたに資産運用が必要だと囁いているのか

こんばんは、ノディでございます。

 

なぜ

「これからの時代は、資産運用をするべきだ。」

と、どこからともなく聞こえてくるのでしょうか。

 証券会社や銀行はもちろん、新聞やセミナーなんかも盛んに資産運用の必要性を煽っています。

 

証券会社は当然、手数料欲しさに魅力を喧伝します。

新聞は証券市場の動向を書いた記事を売るため、

セミナーは受講者が気がつかないよう、自然に投資用のワンルームマンションの勧誘を始めるため、不安を煽る。

 

投資を他人に勧めるとき、何らかのインセンティブがあります。

 

理容師に「私は髪を切るべきだろうか?」と尋ねた人がどうなるか簡単に想像できるでしょう。

 

資産運用は誰かに言われて始めるようなものでは本来ダメだと思います。私は最初、お金持ちになりたいから投資をはじめました。現在もその願望は持っています。

遠大な計画で、まだまだゴールが見えていません。

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そして後付けですが、私が資産運用を続けている理由です。

私達に資産運用を求めているのは他ならぬ

 

日本国政府

 

だと感じています。

政府は公共サービスや社会資本を充実させていきます。その政府が産み出した需要で飯を食っている人が大勢いますし、国民皆保険制度や年金を維持させようとしています。

 

でも、何をするにもお金が大量に要ります。主に建設国債の発行や税金の徴収からなる歳入で賄います。散々メディアが煽っているように日本の借金は1000兆円を超える規模にまでなっており、IMF(国際通貨基金)や財務省はこれを解消するよう、政治にメッセージを送っています。

 

じゃあ、政府がどうすれば借金を簡単に返せるようになるか、彼らは考える。答えは単純でインフレを起こせば、借金の負担が軽くなります。

 

金融緩和で現金の流通を増やし、物価を押し上げ、経済を底上げする。

物価上昇の影響を取り去った実質賃金が横ばいの状態。

つまり、給料が上がったのに物価上昇で帳消しにされ、生活は苦しいまま。という状況に国民が置かれても、借金の額面のみを返済すれば良いので、重みが減ります。政府は大喜びする訳です。

 

先進国の中央銀行は、安定した物価上昇幅として年2%をよく掲げています。36年で物価が倍になる世界が概ね心地よいと彼らは感じています。

 

物価が倍、賃金も倍、そして借金は半分の価値にすることで、上手く国家運営をしていこうとしています。

ただ、この流れの中で忘れてはならないのが、現金の価値も半分にまで減るということです。今、手元にある貯金は36年後には半分の価値にしかならない可能性が高いです。

 

もちろん、日本は30年のあいだデフレが続き、現金の価値は物価に対して上がってきました。資産運用なんかしても現金をそのまま持っていたほうがマシだったという世界です。

でも、その日本といえども、電車の初乗り運賃とか、ディズニーランドの入場料とか、コカコーラの値段が下がったということは聞きません。お菓子も内容量の削減で実質的な値上げをしていますよね。

都心の不動産価格がバブル期超えをしたことが、随分と前にニュースになりました。

 

現金の価値は減っていく。

ではなく、

現金を腐らせようとしている意思が、常に政府に存在している。

 

このインフレに立ち向かうには何かしらリスクを取らないと、実現できない。

だから、リスクを適切に取った資産運用が求められているということです。

親切にも政府や厚労省や金融庁まで、そのことを教えてくれています。

 

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労働者の給料が物価変動に追従していくとすると、資産運用は資産を持っている人にだけ必要なスキルになります。

 

労働者として生きていくだけなら、資産が無くても最低限の生活は出来るはずです。

 

物価が上昇していけば、人材の繋ぎ止めをするために、必ず賃金が物価に見合った水準に上昇します。昨今の人手不足で真っ先に雇用の流動性の高い、非正規雇用の時給が上がっていることからも、その傾向が見て取れます。

ただし、年金にそれほど期待できない以上、死ぬまでパートやアルバイトをして現役でいること、給与収入だけでは生活水準は向上する見込みが無いことを受け入れるのが前提条件です。

 

私は嫌です。

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